塾講師を楽しく便利に活用する方法

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「どうしてますか」と近況を知るためには、定期的な訪問は欠かせない。 現場はいつも動いており、2年、3年と行かないでいると、「浦島OT郎」になってしまうからだ。
ここに登場するソーデナガノなどはその典型だが、その他にも横浜にある東京ダイス(藤井克政社長)、福井県にある松浦機械(松浦勝俊社長)なども定期的に訪れる会社である。 そこでは日本の中小企業の現況を読み解くカギが手に入るだけでなく、「良い会社」「話を聞ける会社」を紹介してもらうという幸運が待っている。
「京都に行くのだけど、取材可能な会社はないですか」と松浦機械のゼネラルーマネージャーの上村誠さんに尋ねたところ、「では」と紹介されたのがこの丸伸製作所だった。 従業員は10人の会社だが、社長の必死さが伝わってくる会社だった。
M社長(1957年生まれ)は工作機械を使いこなすために、必死に努力した結果、ニッチだが日本で有数の会社を育て上げた人だ。 彼の話を聞いていると、努力に年齢はないなと思える。
もちろん努力してもどうにもならないときもあるが、まず努力がなければ道は開けない。 Mさんはこう言う。
「40歳を過ぎてから、数学というか算数をやり直しました。 家業の技術革新のために工作機械を導入しようと、職人と一緒に小学生の算数にまで遡って勉強し直し、3角関数などを覚えたのです。
誰かが教えてくれるわけではないので、機械選びから自分でやり、マシニングセンタを使いこなすのに2年かかりました。 一点ものならば熟練した職人の手加工でもある程度はできますがヽ量産をしてかつ時間を短縮するには機械加工が必要なのです」Mさんの会社は法人登録上は金型屋さんだが、業種は?と聞かれると「抜き型屋」と答える。

「抜き型」というのは、ラペルやシールを、貼りあわせてある「下紙」から剥がせるように、あらかじめ「切り込み」を入れる「型」のことである。 素材は紙だけではない。
樹脂、繊維、アルミニウム……と最近はさまざまである。 どんな複雑な文字や形状でも、全部を打ち抜くのなら簡単だ。
上紙や下紙から8ミクロン(ミクロンは1000分の1ミリ)といった薄い紙を、貼り付けてある相手側の紙にダメージを与えないように、「切り込み」を入れておいて、剥がせるようにするのが「抜き型」である。 例えば、ケータイを買って開くと画面に透明の薄いシールが貼られている。
画面を保護するためである。

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